日本歴史地名大系 「湯原組」の解説 湯原組ゆばらぐみ 群馬県：利根郡川場村湯原組[現在地名]川場村川場湯原（かわばゆばら）谷地組（やちぐみ）の北東に位置。北方武尊（ほたか）山に発する薄根（うすね）川が流れ、花咲（はなさく）峠越の会津道が通る。北は入会秣場である川場山に続く。湯野原（ゆのばら）村・湯原村・川場湯原組ともいう。中世に川場郷とよばれた地域の一部で、江戸初期には谷地組などとともに上川場村といわれた。貞享検地で一村として高付された。貞享二年（一六八五）の旧真田領村高書上控に湯野原村の名で載り、高五一〇石余。宝永元年（一七〇四）の沼田領村々石高書上でも湯野原村、高五一五石余、反別は田一五町九反余・畑六三町二反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
