湯浅宗弘(読み)ゆあさ むねひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「湯浅宗弘」の解説

湯浅宗弘 ゆあさ-むねひろ

?-? 鎌倉時代武士
湯浅宗重の孫。承元(じょうげん)3年(1209)紀伊(きい)湯浅荘(和歌山県)を父宗景からつぎ,嘉禎(かてい)2年幕府より荘内の久米崎王子社修造を命じられた。通称は弥太郎,太郎,兵衛入道。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「湯浅宗弘」の解説

湯浅宗弘

生年生没年不詳
鎌倉前期の武士。宗景の子。紀伊国湯浅荘(和歌山県有田郡湯浅町)を本拠とする。湯浅一族嫡流の家の当主。弥太郎と称した。寛喜3(1231)年4月,一族と共に湯浅荘内に建立された施無畏寺に寺の用地を寄進している。

(高橋慎一朗)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android