荘内(読み)しょうない

精選版 日本国語大辞典 「荘内」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ないシャウ‥【荘内・庄内】

  1. [ 1 ] 荘園の内。領土の中。荘中。
    1. [初出の実例]「和田、江守、波羅密、深町、安居の庄内に、敵の稠(きびし)く搆へたる六箇所の城を」(出典太平記(14C後)二一)
  2. [ 2 ] ( 庄内 ) 山形県北西部の地域名。中心地は、酒田市鶴岡市。日本の代表的な米作地帯。
    1. [初出の実例]「出羽の国、庄内といふ所へ下りて」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)七)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「荘内」の意味・わかりやすい解説

荘内
しょうない

宮崎県南西部,都城市の西部,霧島山の南東部にある地区。旧町名。 1965年都城市に編入。農業地帯で,都城盆地穀倉地帯の一部形成。関之尾滝,天然記念物の関之尾甌穴があり,母智丘 (もちお) 関之尾県立自然公園に属する。

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