デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「満屋裕明」の解説 満屋裕明 みつや-ひろあき 1950- 昭和後期-平成時代の免疫学者,血液内科学者。昭和25年8月9日生まれ。熊本大助手をへて,昭和57年アメリカ国立がん研究所(NCI)の研究員となり,平成3年同研究所内科療法部門レトロウイルス感染症部部長。9年熊本大教授。昭和60年世界初の抗HIV薬のAZT(アジドチミジン)を開発,その後もddI(ジデオキシイノシン)やddC(ジデオキシシチジン)を発見・開発するなどAIDS治療の先頭にたって活躍。平成4年NIH所長賞,19年慶応医学賞。27年朝日賞。同年学士院賞。長崎県出身。熊本大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例