日本歴史地名大系 「源明山」の解説 源明山げんめいさん 山口県:大島郡橘町源明山現大島町と橘町の境界にそびえる標高六二四・七メートルの山で、屋代島の主峰嘉納(かのう)山の南支峰。源明山には四境戦の跡地がある。四境戦は慶応二年(一八六六)六月に、源明峠・清水(しみず)峠・帯石(おびいし)・国木台(くにきだい)などで展開された長州軍と幕府軍の戦いで、屋代(やしろ)村西蓮(さいれん)寺(現大島町)の本陣をたった長州軍は、清水峠から餅転(もちころび)までに洪武隊、嘉納山頂に第二奇兵隊、源明峠から角岩(かくがん)山・笛吹(ふえふき)峠に大島民兵を配備、幕府軍に対したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by