準歌(読み)なずらえうた

精選版 日本国語大辞典 「準歌」の意味・読み・例文・類語

なずらえ‐うたなずらへ‥【準歌】

  1. 〘 名詞 〙古今集仮名序」の六種(むくさ)の歌の一つ。「詩経」の六義(りくぎ)の一つである「比」にならったもの。他のものになぞらえてその意をよむ歌。なぞらえうた。
    1. [初出の実例]「歌のさまむつなり〈略〉みつにはなずらへうた、君にけさあしたの霜のおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む