溜溜(読み)ためため

精選版 日本国語大辞典 「溜溜」の意味・読み・例文・類語

ため‐ため【溜溜】

〘名〙 (「ためだめ」とも) 溜めた上に溜めること。溜めに溜めること。また、そのもの。
浮世草子・色里三所世帯(1688)中「我生をうけて五十余歳まで、つゐに女に肌なれたる事一度もなし。其のためためを此たび出してつとめけるさへ、此ごとくなる物を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「溜溜」の読み・字形・画数・意味

【溜溜】りゆうりゆう(りうりう)

水が流れそそぐ音。宋・陸游〔魚池将(まさ)に涸れんとす。車水もて之れに注ぐ〕詩 波溜溜として、新渠に入る 曲來(きた)りて、樂しみ餘り

字通「溜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報