溝状層状構造(読み)みぞじょうそうじょうこうぞう(その他表記)trough banding

岩石学辞典 「溝状層状構造」の解説

溝状層状構造

グリンランドのスカエルガアド迸入岩体の上部帯で見られるもので,普通の平面的な層状を妨げる溝のような層状構造[Wager & Deer : 1939, Wager & Brown : 1968].この溝は放射状配列で浅く,20m程度の幅があり,垂直方向に100~200mくらい続いている.個々の溝は上方に向って小さな溝に分解し,または二つの溝が上部の位置で一つになっている.溝の岩石はしばしば強い重力によって成層をしている.溝はマグマ溜まり内部での対流作用によるものである[Tomkeieff : 1983].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む