溝辺文四郎(読み)ミゾベ ブンシロウ

20世紀日本人名事典 「溝辺文四郎」の解説

溝辺 文四郎
ミゾベ ブンシロウ

明治・大正期の文化財保護運動家



生年
嘉永6年12月22日(1854年)

没年
大正7(1918)年7月17日

出身地
大和国(奈良県奈良市)

経歴
明治37年茶販売業などを経て、棚田嘉十郎らの平城京跡保存運動に参加。大正2年棚田とともに発起人となり、平城京大極殿跡保存会を発足させた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「溝辺文四郎」の解説

溝辺文四郎 みぞべ-ぶんしろう

1853-1918 明治-大正時代の文化財保護運動家。
嘉永(かえい)6年12月22日生まれ。明治37年神戸での茶販売などの家業を整理して郷里奈良市にもどり,棚田嘉十郎(たなだ-かじゅうろう)らの平城京跡保存運動に参加。大正2年棚田とともに発起人となり,徳川頼倫(よりみち)を会長に平城京大極殿跡保存会を発足させた。大正7年7月17日死去。66歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カスハラ

カスタマー(顧客)とハラスメント(嫌がらせ)を組み合わせた造語「カスタマーハラスメント」の略称。顧客や取引先が過剰な要求をしたり、商品やサービスに不当な言いがかりを付けたりする悪質な行為を指す。従業...

カスハラの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android