徳川頼倫(読み)トクガワ ヨリミチ

20世紀日本人名事典 「徳川頼倫」の解説

徳川 頼倫
トクガワ ヨリミチ

明治・大正期の侯爵 貴院議員;日本図書館協会総裁。



生年
明治5年6月27日(1872年)

没年
大正14(1925)年5月20日

出身地
東京

学歴〔年〕
学習院卒

経歴
明治39年旧紀伊藩主である徳川茂承家督相続。大正11年宮内省宗秩寮総裁。自邸内に私設図書館である南葵文庫を創設し、関東大震災後に同文庫を東京帝大へ寄附した。日本図書館協会総裁も務めた。この間、明治29年欧米に留学

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳川頼倫」の解説

徳川頼倫 とくがわ-よりみち

1872-1925 明治-大正時代華族
明治5年6月27日生まれ。徳川慶頼(よしより)の子。徳川家達(いえさと)の弟。明治39年もと和歌山藩主徳川茂承(もちつぐ)の家督をつぎ,侯爵,貴族院議員となる。大正11年宮内省宗秩寮(そうちつりょう)総裁。南葵(なんき)文庫を創設し,日本図書館協会総裁をつとめた。大正14年5月20日死去。54歳。東京出身。学習院卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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