最新 地学事典 「滑川帯」の解説
なめかわたい
滑川帯
Namekawa zone
関東山地北東縁部の比企丘陵に位置し,北西-南東に伸長する2本の断層(奈良梨断層と大谷断層)に挟まれた幅約5kmの中部中新統と花崗岩類の分布域。東は松山断層まで,北西延長は不明。中期中新世の砕屑岩類と花崗岩類からなり,菫青石や紅柱石を含む片麻岩を伴う花崗岩類は,マイロナイト化しシュードタキライト脈に切られる。滑川町にちなみ武井睍朔ほか(1981)命名。片麻岩と花崗岩類は領家帯に相当(武井睍朔,1982)。参考文献:武井睍朔(1982)地質雑,Vol. 88: 431
執筆者:大和田 正明・保科 裕
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

