日本歴史地名大系 「滑川町」の解説
滑川町
なめりかわまち
- 富山県:滑川市
- 滑川町
現滑川市の北西端に位置し、北は富山湾に臨む。ほぼ東西に走る北陸街道を中心に栄えた町で、北流して富山湾に注ぐ
〔滑川宿〕
加賀藩の新川郡奉行の支配下に置かれ、一般には滑川町と称され、滑川駅とよばれる場合もあった。同藩は滑川を宿並と把握し、慶長二〇年(一六一五)宿送人足伝馬の朱印状を滑川町肝煎・惣百姓中に与え、御用荷物運搬に差支えなきことを申渡した(「宿送人足伝馬御印」滑川町誌)。これによって滑川町は伝馬役・宿役を勤め、代償として宿継御用を許された。元和元年(一六一五)の滑川町の家数は大町四一・狭町五二・新町三一・
滑川町
なめがわまち
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報