滑蛸(読み)ぬめたこ

精選版 日本国語大辞典 「滑蛸」の意味・読み・例文・類語

ぬめ‐たこ【滑蛸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ぬめだこ」とも ) ぬらりくらりとしてつかまえどころのないこと。八方美人であること。また、そのさま。ひょうたんなまず。無節操
    1. [初出の実例]「ぬめたこで・寐よったおれの乳いろて」(出典:雑俳・冠付五百題(1857))
    2. 「うまいこと吸上たうへで、ほねのないせりふして一寸(ちょっと)もかほ見せぬ此ぬめ蛸(タコ)じゃもの」(出典咄本・諺臍の宿替(19C中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む