精選版 日本国語大辞典 「滑込」の意味・読み・例文・類語
すべり‐こ・む【滑込】
〘自マ五(四)〙
① すべって中にはいる。すべるようにしてそっとはいる。するするとはいる。
※松蘿玉液(1896)〈正岡子規〉七月二七日「走者は身軽にいでたち,敵の手の下をくぐりて基に達すること必要なり。危険なる場合には基に達する二間許り前より身を倒して辷り込むこともあるべし」
③ やっとのことで時刻に間に合う。
④ 取引市場で、相場が急に下落する。
すべり‐こみ【滑込】
〘名〙
① 野球で、走者がすべって塁に達すること。スライディング。〔ベースボール(攻撃篇)(1927)〕
② やっとのことで定められた時刻に間に合うこと。ぎりぎりにその時刻に間に合うこと。
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