滝之下村
たきのしたむら
[現在地名]栃尾市滝の下町・上の原町・旭町
中子村・向谷地の南、南に天下島村が続き、集落は東谷道筋にある。元和六年(一六二〇)の長岡藩知行目録では「滝下村」高八九石六斗余。正保国絵図に滝ノ下村高八九石余。寛政七年(一七九五)の栃尾組検地帳書抜(金内襄治氏蔵)によると、正保二年(一六四五)の検地で本途八九石六斗余・新田一三石余。宝永二年(一七〇五)の栃尾組村郷田畑高命帳写(坂牧家文書)によると、村の東の大平寺原(現在の上の原町)は地味悪く、百姓のうち三分の一は栃尾町村の町百姓を勤めるとある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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