滝谷善一(読み)タキタニ ゼンイチ

20世紀日本人名事典 「滝谷善一」の解説

滝谷 善一
タキタニ ゼンイチ

明治〜昭和期の商学者 神戸経済大学名誉教授。



生年
明治16(1883)年6月30日

没年
昭和22(1947)年9月18日

出生地
大阪府貝塚市

学歴〔年〕
東京高等商業学校専攻部〔明治41年〕卒

学位〔年〕
商学博士〔昭和10年〕

経歴
神戸高等商業学校講師となり、明治43年同高商教授となり、昭和4年同校の改組で神戸商科大学教授となる。大正8年、高商に商業研究所を設け、その調査部長として20数年にわたって研究所の事業に献身する。昭和17年定年退官するまで、2度にわたって欧米留学保険学商業政策の分野で活躍した。退官後は東洋紡績が創設した経済研究所の初代所長となり、戦後は神戸市助役、神戸市最高顧問を歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滝谷善一」の解説

滝谷善一 たきたに-ぜんいち

1883-1947 明治-昭和時代の商学者。
明治16年6月30日生まれ。43年神戸高商(現神戸大)教授となり保険学,商業政策をおしえた。退官後東洋紡績経済研究所初代所長となり,戦後は神戸市助役をつとめた。昭和22年9月18日死去。65歳。大阪出身。東京高商(現一橋大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「滝谷善一」の解説

滝谷 善一 (たきたに ぜんいち)

生年月日:1883年6月30日
明治時代-昭和時代の商学者。神戸経済大学教授;東洋紡績経済研究所所長
1947年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android