漂没(読み)ひょうぼつ

精選版 日本国語大辞典 「漂没」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ぼつ ヘウ‥【漂没】

〘名〙 水に揺られながら沈むこと。ひょうもつ。
※続日本紀‐天平一六年(744)五月庚戌「人千五百廿余口被水漂没」 〔史記‐西門豹伝〕

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普及版 字通 「漂没」の読み・字形・画数・意味

【漂没】ひよう(へう)ぼつ

水没し流される。〔漢書、溝洫志〕或いは久しく無ければ、稍(やや)室宅き、に聚(しゆうらく)をす。大水時に至りて漂沒せば、則ち防をして、以て自ら救ふ。

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