漏泄(読み)ろうせつ

精選版 日本国語大辞典 「漏泄」の意味・読み・例文・類語

ろう‐せつ【漏泄・漏洩】

  1. 〘 名詞 〙ろうえい(漏洩)
    1. [初出の実例]「凡漏泄大事応一レ密者絞。〈大事、謂、潜謀討襲及収捕謀叛之類〉」(出典:律(718)職制)
    2. 「漏洩 ロウセツ モラスモルル 二字之義同洩与泄同字也」(出典:元和本下学集(1617))
    3. [その他の文献]〔漢書‐趙広漢伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「漏泄」の読み・字形・画数・意味

【漏泄】ろうせつ

洩れる。〔左伝、襄十四年〕今、侯の我が寡君に事(つか)ふるは、昔(むかし)に如(し)かず。蓋(けだ)し言語の漏泄するは、として女(なんぢ)に之れ由る。

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