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漕ぎ隠る(読み)コギカクル

デジタル大辞泉 「漕ぎ隠る」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐かく・る【×漕ぎ隠る】

[動ラ四]漕ぎ進む舟が物陰に入って見えなくなる。
四極山しはつやまうち越え見れば笠縫かさぬひの島―・る棚なし小舟」〈・二七二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漕ぎ隠る」の意味・読み・例文・類語

こぎ‐かく・る【漕隠】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 舟を漕いで行って物陰にかくれる。また、岸から見えなくなる。
    1. [初出の実例]「東風(あゆのかぜ)いたく吹くらし奈呉(なご)海人(あま)の釣する小舟(をぶね)許芸可久流(コギカクル)見ゆ」(出典万葉集(8C後)一七・四〇一七)

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