漣漪・漣猗(読み)れんい

精選版 日本国語大辞典 「漣漪・漣猗」の意味・読み・例文・類語

れん‐い【漣漪・漣猗】

〘名〙
さざ波
※懶室漫稿(1413頃)五・盆山書軸序「開沼於庭際者漣漪之常可一レ濯也」 〔左思‐呉都賦〕
② (形動タリ) さざ波の立つさま。
※明極楚俊遺稿(14C中か)悼蜀水塘明空居士「蜀塘水碧漾漣漪、照影明空独許伊」
※中華若木詩抄(1520頃)上「岩下より出る泉の、連漪と小風吹て、ささ浪立て」 〔詩経‐魏風・伐檀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android