潮垂衣(読み)しおたれごろも

精選版 日本国語大辞典 「潮垂衣」の意味・読み・例文・類語

しおたれ‐ごろも しほたれ‥【潮垂衣】

〘名〙 潮水にぬれてしずくのたれている衣。転じて、涙でぬれた衣。また、汚れてよれよれになった衣。
※続後撰(1251)秋中・三五〇「須磨の蜑(あま)のしほたれ衣干しやらでさながら宿す秋の夜の月〈源俊平〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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