潮際(読み)しおさい

精選版 日本国語大辞典 「潮際」の意味・読み・例文・類語

しお‐さいしほ‥【潮際・潮前】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しおさいふぐ(潮際河豚)」の略 )
  2. しょうさいふぐ(潮際河豚)
    1. [初出の実例]「鰒(ふぐ)は毒じゃとて、しほさいをしてやると同じ事」(出典談義本・教訓続下手談義(1753)二)
  3. 醜い女のたとえにいう語。
    1. [初出の実例]「さし引のこりしほさいへのんでさし」(出典:雑俳・柳多留‐一八(1783))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android