澄川花崗閃緑岩(読み)すみかわかこうせんりょくがん

最新 地学事典 「澄川花崗閃緑岩」の解説

すみかわかこうせんりょくがん
澄川花崗閃緑岩

Sumikawa granodiorite

三河高原の新期領家花崗岩。粗粒の角閃石黒雲母花崗閃緑岩で,一部に石英閃緑岩黒雲母花崗岩を伴う。変成岩に対して調和的に貫入し,片状構造と球状構造をもつ。黒雲母のK-Ar年代は67〜62Ma。小出博(1943)命名。北に分布する伊奈川花崗岩に続くため,現在では伊奈川花崗岩に一括。伊奈川花崗岩からは,ジルコンのU-Pb年代で76〜67Ma。なお,澄川花崗岩/澄川花崗閃緑岩と呼ばれる岩体は新潟県北部の岩船地方にも分布。この岩体の年代は新第三紀中新世(約20Ma)で,100〜80Maの岩船花崗岩体を貫く。スピネル+石英の鉱物共生をもつグラニュライト捕獲岩が岩船地方の岩体から見いだされる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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