石英閃緑岩(読み)セキエイセンリョクガン(その他表記)quartz diorite

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精選版 日本国語大辞典 「石英閃緑岩」の意味・読み・例文・類語

せきえい‐せんりょくがん【石英閃緑岩】

  1. 〘 名詞 〙 石英と斜長石を主成分とする深成岩。雲母や角閃石を含むことが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「石英閃緑岩」の意味・わかりやすい解説

石英閃緑岩
せきえいせんりょくがん
quartz diorite

石英を多く(20%以下)含む閃緑岩カルク・アルカリ岩系列の安山岩に相当する化学組成で、粗粒で完晶質の火成岩。一般に半自形粒状の組織をもつ。構成鉱物は斜長石(曹灰長石ラブラドライト)―中性長石アンデシン))、石英、アルカリ長石、黒雲母(くろうんも)、ホルンブレンド(普通角閃石)、磁鉄鉱である。アルカリ長石の量は少ない。石英とアルカリ長石は斜長石の結晶の間を埋める形をとることが多い。輝石、チタン鉄鉱、燐灰(りんかい)石、チタン石、ジルコン、褐簾(かつれん)石などを少量含む。カリ長石の量が多くなると花崗(かこう)閃緑岩とよばれる。岩株などの大きな貫入岩体をなして造山帯に産する。

[千葉とき子]

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最新 地学事典 「石英閃緑岩」の解説

せきえいせんりょくがん
石英閃緑岩

quartz diorite

アンデシン~オリゴクレース・石英・角閃石を主成分とする完晶質粗粒の深成岩。少量のアルカリ長石や黒雲母が存在することもある。アルカリ長石が増大すると,花崗閃緑岩に移化する。F.Zirkel(1866)命名。IUGSの定義もある。

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参照項目:火成岩の分類図1(モード組成)

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