石英閃緑岩(読み)セキエイセンリョクガン

大辞林 第三版の解説

せきえいせんりょくがん【石英閃緑岩】

深成岩の一。完晶質で粗粒。石英・斜長石・角閃石・黒雲母などから成る。カリ長石が多くなると花崗かこう閃緑岩に移行する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石英閃緑岩
せきえいせんりょくがん
quartz diorite

石英を多く(20%以下)含む閃緑岩。カルク・アルカリ岩系列の安山岩に相当する化学組成で、粗粒で完晶質の火成岩。一般に半自形粒状の組織をもつ。構成鉱物は斜長石(曹灰長石(ラブラドライト)―中性長石(アンデシン))、石英、アルカリ長石黒雲母(くろうんも)、ホルンブレンド(普通角閃石)、磁鉄鉱である。アルカリ長石の量は少ない。石英とアルカリ長石は斜長石の結晶の間を埋める形をとることが多い。輝石、チタン鉄鉱、燐灰(りんかい)石、チタン石、ジルコン、褐簾(かつれん)石などを少量含む。カリ長石の量が多くなると花崗(かこう)閃緑岩とよばれる。岩株などの大きな貫入岩体をなして造山帯に産する。[千葉とき子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

せきえい‐せんりょくがん【石英閃緑岩】

〘名〙 石英と斜長石を主成分とする深成岩。雲母や角閃石を含むことが多い。

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