澄江動物群(読み)チェンジャンどうぶつぐん

最新 地学事典 「澄江動物群」の解説

チェンジャンどうぶつぐん
澄江動物群

Chengjiang fauna

中国雲南省澄江県にある帽天山泥岩層に産するカンブリア紀前期(約5億1800万年前)の軟体部も保存された化石群。候先光によって1894年に発見。最古の脊索動物Myllokunmingiaをはじめ,現生する殆どの動物門の化石が産出している。一方で,葉足動物・ラディオドンタ類・古虫動物など絶滅した動物群も発見されている。これまでに約100種が記載されている。これらの動物群は,バージェス動物群と同様に,大陸斜面下に乱泥流堆積物が流入し,急速に埋没して化石化したと考えられている。近年では,寄生や集団行動,他の生物の殻の利用など,当時の生物間の相互作用の証拠も見つかっている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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