澹乎(読み)たんこ

精選版 日本国語大辞典 「澹乎」の意味・読み・例文・類語

たん‐こ【澹乎】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 静かで安らかなさま。澹然。
    1. [初出の実例]「澹乎たり、廖廓たり」(出典:松島に於て芭蕉翁を読む(1892)〈北村透谷〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐司馬相如伝〕

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普及版 字通 「澹乎」の読み・字形・画数・意味

【澹乎】たんこ

しずかでおちついたさま。漢・賈誼鳥の賦〕其の生はぶが(ごと)く、其の死は休するがし。澹乎として深泉の靜かなるがく、泛乎(はんこ)として(つな)がざるの舟のし。

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