濁に染む(読み)にごりにしむ

精選版 日本国語大辞典 「濁に染む」の意味・読み・例文・類語

にごり【濁】 に 染(し・そ)

  1. にごりの中にあって、それに染まる。けがれた世間風潮に影響されて本来の純粋な心を失い素直でなくなる。
    1. [初出の実例]「はちすばのにごりにしまぬ心もてなにかはつゆをたまとあざむく〈遍昭〉」(出典:古今和歌集(905‐914)夏・一六五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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