濂渓(読み)れんけい

普及版 字通 「濂渓」の読み・字形・画数・意味

【濂渓】れんけい

湖南道州の渓名。宋の周敦頤(しゆうとんい)の故地。のち廬山峰の前に徙(うつ)り、その地をまた濂渓と名づけた。〔宋史、道学一、周敦頤伝〕州營の人なり。~南康軍に知となり、因りて廬山峰下に家す。~營に居るの濂溪に取りて、以て之れに名づく。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の濂渓の言及

【周敦頤】より

…字は茂叔。その号濂渓(れんけい)は,彼が廬山蓮花峰(れんげほう)のふもとにかまえた濂渓書堂にちなむ。官僚としての経歴には目立ったところはないが,朱熹(しゆき)の顕彰により,道学(朱子学)の第一走者として崇敬され,《宋史》道学伝の筆頭に伝記を立てられた。…

※「濂渓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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