濡れ仏(読み)ヌレボトケ

デジタル大辞泉 「濡れ仏」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐ぼとけ【×濡れ仏】

屋外に安置した仏像露仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濡れ仏」の意味・読み・例文・類語

ぬれ‐ぼとけ【濡仏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 戸外に安置されている仏像。露仏。
    1. [初出の実例]「今朝の秋加減はいかにぬれ仏〈一松〉」(出典:俳諧・当世男(1676)秋)
  3. 色道の本尊仏。また、色事から発心した者。
    1. [初出の実例]「指いて居て雷すれば引かぶり とかく虚労じゃ濡仏好く〈一漁〉」(出典:俳諧・江戸筏(1716)天)

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