虚労(読み)キョロウ

精選版 日本国語大辞典 「虚労」の意味・読み・例文・類語

きょ‐ろう‥ラウ【虚労】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 病気などで、心身が疲労衰弱すること。また、その病気。
    1. [初出の実例]「嘔吐胸猶遂、虚労脚且」(出典:菅家後集(903頃)叙意一百韻)
    2. 「ある人、きょらふして、さんざん顔色おとろへ、医者にあふ」(出典:咄本・多和文庫本昨日は今日の物語(1614‐24頃))
  3. 肺病。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「虚労」の読み・字形・画数・意味

【虚労】きよろう

無駄骨折り。

字通「虚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む