戸外(読み)コガイ

精選版 日本国語大辞典 「戸外」の意味・読み・例文・類語

こ‐がい‥グヮイ【戸外】

  1. 〘 名詞 〙 戸の外。家の外。屋外。
    1. [初出の実例]「天辺暁月看如鏡。戸外朝山望似屏」(出典凌雲集(814)江亭暁興〈嵯峨天皇〉)
    2. 「或は一心一向に律儀を守て戸外の事を知らず」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉三)
    3. [その他の文献]〔礼記‐曲礼上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「戸外」の読み・字形・画数・意味

【戸外】こがい(ぐわい)

戸の外。〔礼記、曲礼上〕外に二(く)るときは、言聞ゆるときは則ち入り、言聞えざるときは則ち入らず。

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