濡れ羽色(読み)ヌレバイロ

デジタル大辞泉 「濡れ羽色」の意味・読み・例文・類語

ぬれば‐いろ【×濡れ羽色】

水に濡れたからすの羽のように、しっとりとつやのある黒色。「髪は烏の濡れ羽色

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濡れ羽色」の意味・読み・例文・類語

ぬれば‐いろ【濡羽色】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「烏の濡羽色」の略 ) 水に濡れたカラスの羽のように、しっとりとした黒色。
    1. [初出の実例]「濡羽色(ヌレバイロ)の髪はすっきりとした銀杏返しに」(出典花物語(1919)〈吉屋信子〉蘭)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む