瀞む(読み)トロム

デジタル大辞泉 「瀞む」の意味・読み・例文・類語

とろ・む【×瀞む】

[動マ五(四)]水面が波立たないで油を流したように静まる。「川面かわもが―・む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瀞む」の意味・読み・例文・類語

とろ・む【瀞】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 液体表面が波立たないで油を浮かせたように静まる。また、空気などが濃く淀んでいるように感じられる。
    1. [初出の実例]「木瓜の花・雲気も無ひに日がとろむ」(出典:雑俳・続太はし集‐三(1848))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む