(読み)とろむ

精選版 日本国語大辞典 「瀞」の意味・読み・例文・類語

とろ・む【瀞】

〘自マ四〙 液体表面が波立たないで油を浮かせたように静まる。また、空気などが濃く淀んでいるように感じられる。
雑俳・続太はし集‐三(1848)「木瓜の花・雲気も無ひに日がとろむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「瀞」の意味・読み・例文・類語

とろ【×瀞】

《「どろ」とも》川の水に浸食されてできた深いふちで、流れがゆるやかな所。「八丁」
[類語]深淵深み深間淀み

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