灑泣(読み)さいきゆう(きふ)

普及版 字通 「灑泣」の読み・字形・画数・意味

【灑泣】さいきゆう(きふ)

涙を流す。〔北史循吏瓊伝〕兄弟田を爭ひ、積年斷ぜず。~瓊、普兄弟を召し、衆人に對して之れに(さと)して曰く、天下得は兄弟なり。求め易き田地なり。假令(たと)ひ地を得とも、兄弟の心を失はば如何(いかん)と。因りてを下す。證人、灑泣せざるもの(な)し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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