精選版 日本国語大辞典 「火上の氷」の意味・読み・例文・類語 かじょう【火上】 の 氷(こおり) 火の上の氷がすぐ溶けるように、危難がさし迫って、命などがあやういことのたとえ。風前のともしび。[初出の実例]「実に御命は風前の燈火(ともしび)、火上の氷の今をも知れず見えさせたまへり」(出典:不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例