風前(読み)フウゼン

精選版 日本国語大辞典 「風前」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ぜん【風前】

  1. 〘 名詞 〙 風の吹きあたるところ。
    1. [初出の実例]「風前意気、歩舞場而開衿」(出典懐風藻(751)暮春曲宴南池〈藤原宇合〉)
    2. [その他の文献]〔釈法宣‐和趙郡王観妓応教詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「風前」の読み・字形・画数・意味

【風前】ふうぜん

風に向かう。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 (崔)宗之は、灑(せうしや)たる美少年 觴(さかづき)を擧げて白眼天をむ 皎(かう)として、玉樹の風に臨むが如し

字通「風」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む