火事頭巾(読み)カジズキン

デジタル大辞泉 「火事頭巾」の意味・読み・例文・類語

かじ‐ずきん〔クワジヅキン〕【火事頭巾】

江戸時代火事装束頭巾武家かぶと頭巾を、町人は革・羅紗ラシャ刺し子などで作った頭巾を用いた。猫頭巾

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関連語 かぶと 名詞

精選版 日本国語大辞典 「火事頭巾」の意味・読み・例文・類語

かじ‐ずきんクヮジヅキン【火事頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の火事装束の頭巾。町人は革、羅紗(らしゃ)、指子(さしこ)などで作った頭巾を、武士は兜(かぶと)頭巾を用いた。猫頭巾。《 季語・冬 》 〔随筆・賤のをだ巻(1802)〕

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