火危うし(読み)ヒアヤウシ

精選版 日本国語大辞典 「火危うし」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 危(あや)うし

  1. 昔、宮中などで、夜番の役人が巡行する時に呼んだ語。「火の用心」の類。また、その役人そのものを指すこともある。
    1. [初出の実例]「このごろ盗人いとおほかなり。火あやふし、などいひたるが」(出典:枕草子(10C終)一七九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む