夜番(読み)ヨバン

デジタル大辞泉 「夜番」の意味・読み・例文・類語

よ‐ばん【夜番】

夜の番をすること。また、その人。夜警夜回り 冬》跫音あしおとの老いしと思ふ―かな/麦南」
[類語]夜回り夜警寝ずの番不寝番

や‐ばん【夜番】

よばん」に同じ。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「夜番」の意味・読み・例文・類語

や‐ばん【夜番】

  1. 〘 名詞 〙 夜、番をすること。夜、火災盗難などの用心のために、番をすること。また、その人。よばん。
    1. [初出の実例]「毎夜不寝而皆成夜番之条。皆退屈」(出典蔭凉軒日録‐長享元年(1487)七月二三日)

よ‐ばん【夜番】

  1. 〘 名詞 〙 夜、番をすること。また、その人。夜詰め。やばん。《 季語・冬 》 〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「夜番(ヨバン) 旅館寒燈独不眠 白きをみれは夜そ更にける」(出典:洒落本異素六帖(1757))

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