火口殻(読み)ほくちがら

精選版 日本国語大辞典 「火口殻」の意味・読み・例文・類語

ほくち‐がら【火口殻】

  1. 〘 名詞 〙 火口に製した(いちび)の殻。麻の茎の皮をはいだものを焼いて、消炭としたもの。
    1. [初出の実例]「小山伏新山臥の霧霞〈其角〉 ほくちがらたく火かとこそみれ〈嵐雪〉」(出典:俳諧・たれが家(1690)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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