デジタル大辞泉 「火垂るの墓」の意味・読み・例文・類語 ほたるのはか【火垂るの墓】 野坂昭如あきゆきの小説。終戦間近の神戸市で、親を亡くした兄妹が懸命に生き延びようとする姿を描く。昭和42年(1967)発表。同年「アメリカひじき」とともに第58回直木賞受賞。昭和63年(1988)、高畑勲監督によりアニメ映画化。平成17年(2005)ドラマ化。平成20年(2008)には実写映画化もされた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「火垂るの墓」の解説 火垂(ほた)るの墓 ①野坂昭如の小説。終戦間近の神戸市を舞台に、両親をなくした幼い兄妹が懸命に生きようとする姿を描く。1967年発表。同年「アメリカひじき」とともに第58回直木賞受賞。②1988年公開の日本のアニメーション映画。①を原作とする。監督・脚本:高畑勲、アニメーション制作:スタジオジブリ。声の出演:辰巳努、白石綾乃、志乃原良子ほか。第6回日本アニメ大賞、第31回ブルーリボン賞特別賞受賞。③2008年公開の日本映画。①を原作とする。監督:日向寺太郎、脚本:西岡琢也、出演:吉武怜朗、畠山彩奈、松坂慶子、松田聖子、江藤潤、高橋克明ほか。第63回毎日映画コンクール女優助演賞(松坂慶子)受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報