最新 地学事典 「火山灰凝集」の解説
かざんばいぎょうしゅう
火山灰凝集
Volcanic ash aggregation
複数の火山灰粒子が凝集し,一つの集合体を形成すること。この集合体は凝集粒子(ash aggregate)と呼ばれ,乾いた凝集体,火山豆石や泥雨に分類される。凝集粒子は,火山噴煙の内部や,噴煙から離脱し地表へ降下する間に形成される。形成メカニズムは,粒子間の静電気による乾性凝集と,噴煙内外の水分による湿性凝集がある。凝集は火山灰粒子の落下速度を変化させ,特に細粒火山灰(<63µm)の降下に大きな役割を果たす。
執筆者:三輪 学央
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

