日本歴史地名大系 「火打石村」の解説 火打石村ひうちいしむら 三重県:度会郡度会町火打石村[現在地名]度会町火打石一之瀬(いちのせ)川支流彦山(ひこやま)川との合流地の段丘上にある。北の段丘上のやや低地に日向(ひなた)村がある。南は一之瀬川を隔てて駒(こま)ヶ野(の)村。東・西は山が迫る。文禄検地帳(度会町史)では、田畑合計三町八反余で石高四〇石余、戸数一一軒。寛文三年(一六六三)の検地では二反余、元禄六年(一六九三)では一反余、同一一年には一反余の新田畑検地帳(以上度会町史)が残り、わずかに開発が続けられたことが知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by