火生(読み)カショウ

デジタル大辞泉 「火生」の意味・読み・例文・類語

か‐しょう〔クワシヤウ〕【火生】

不動明王が身から火炎を出し、その火で悪魔煩悩ぼんのうを焼き尽くすこと。

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精選版 日本国語大辞典 「火生」の意味・読み・例文・類語

か‐しょうクヮシャウ【火生・火焼セウ】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火が生ずること。火を生ずること。
    1. [初出の実例]「水晶は清浄躰にて、色文無縁の空躰なれ共、火生・水生を為せり」(出典:遊楽習道風見(1423‐28頃))
  3. 不動明王が身から火炎を出して、悪魔、煩悩(ぼんのう)を焼き尽くすこと。→火生三昧(かしょうざんまい)。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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