火生三昧(読み)かしょうざんまい

精選版 日本国語大辞典 「火生三昧」の意味・読み・例文・類語

かしょう‐ざんまいクヮシャウ‥【火生三昧・火焼セウ三昧】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 身から火炎を出す三昧
  3. 不動明王がはいる三昧。身から火炎を出し、その火でいっさいの悪魔煩悩(ぼんのう)を焼き尽くすもの。
    1. [初出の実例]「秋の霜三尺うしろに火焔盛なり。火盛三昧なり」(出典:康頼宝物集(1179頃)中)
    2. [その他の文献]〔底哩三昧耶経‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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