火鉢映(読み)ひばちうつり

精選版 日本国語大辞典 「火鉢映」の意味・読み・例文・類語

ひばち‐うつり【火鉢映】

  1. 〘 名詞 〙 火鉢の火あかり。
    1. [初出の実例]「よし原町の五分女に虎之介といふつぼねに、火鉢移(ヒバチウツ)りに人の見しるもかまはず、〈略〉たはぶれける」(出典浮世草子西鶴織留(1694)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android