灯明台(読み)トウミョウダイ

デジタル大辞泉 「灯明台」の意味・読み・例文・類語

とうみょう‐だい〔トウミヤウ‐〕【灯明台】

灯明をのせる台。
灯台2」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「灯明台」の意味・読み・例文・類語

とうみょう‐だいトウミャウ‥【灯明台】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 灯明をのせておく台。燭台。灯台。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕
  3. とうだい(灯台)
    1. [初出の実例]「舟番所・燈明台立所、湊之善悪〈略〉有所申候仕所、左に記之候」(出典:西海道巡見志‐伊予国・寛文七年(1667)四月晦日(古事類苑・政治五八))

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世界大百科事典(旧版)内の灯明台の言及

【灯台】より

… 近世になると,豊後の姫島や志摩の菅島に篝火が船の遭難防止のために設けられており,慶安年間(1648‐52)には江戸湾に入る航行が頻繁な相州浦賀港にも灯台が設けられ,航行の目標とされている。そのほか,摂津住吉大社の高灯楼,安芸宮島厳島神社の灯明台など,神社の灯台が有名である。これらは,本来は周辺の漁民の神前の灯明用であったものが,海岸に建てられ航行用の標識として便利であったため,むしろ船舶用の灯台としての役割が定着したものである。…

※「灯明台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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