灯節(読み)とうせつ

普及版 字通 「灯節」の読み・字形・画数・意味

【灯節】とうせつ

元宵節。〔燕京歳時記、灯節〕十三より以て十七に至る。均(ひと)しく之れを燈と謂ふ。~宴して烟火を放ち、市肆(しし)には燈を張る。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の灯節の言及

【上元】より


[中国]
 道教では,三元大帝の一人天官(人に福を賜う神)の誕生日とみなし,北魏以来,祭日となる。この夜(元宵)に灯籠を飾る(張灯)ようになったのは,ほぼ隋代以後と考えられ,灯節,元宵節とも呼ばれる。張灯の期間は,唐代では前後3日間,宋以後は一般に5日間となり,清末・民国以後,急速に衰えた。…

【中華人民共和国】より

… 中国の四大祭といえば,春節のほか,元宵節,端午節,中秋節をあげるのが普通だ。元宵節(上元)は,陰暦正月15日に行われる祭りで,灯籠に火を入れてこれを観賞するので,灯節とも呼ばれる。北から南まで,各地にさまざまな趣向をこらした灯籠があり,民間芸術としての価値もある。…

※「灯節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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