灰掻(読み)はいかき

精選版 日本国語大辞典 「灰掻」の意味・読み・例文・類語

はい‐かきはひ‥【灰掻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はいおし(灰押)藻塩草(1513頃)〕
  3. 火事場などで、焼けあとの灰や燃え残りをかき出して始末すること。また、その人。
    1. [初出の実例]「灰かき屋が来て灰かきをやってゐた」(出典:或る死,或る生(1939)〈保高徳蔵〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android